三州みそ、八丁みそ、名古屋みそ。みんな愛知の「豆みそ」です。
「愛知の豆みそ」は、良い大豆と食塩、水だけを原料に、伝統的な技法で長期間熟成させてつくられます。
夏の暑さが厳しい東海地方では、みそがすっぱくなりやすかったため、高温多湿に強く長期保存できる独特のみそが生まれました。豆みそは、三州みそ、八丁みそ、名古屋みそとも呼ばれています。
これが愛知の豆みその印です。
愛知の豆みそは「赤だしみそ」とも呼ばれ、愛知はもとより全国で使用されています。その伝統を守り、次世代に伝えていくために「愛知県の形と大豆」をモチーフにしたマークをつくりました。
豆みその特長
愛知の食文化を支えてきた豆みそっておいしい!元気!
「みそカツ」、「みそおでん」、「みそ煮込みうどん」、「みそすき焼き」…。愛知でよく食べられている料理には名前に「みそ」のついたものが多いですね。これらのみそ料理に使われているのも、もちろん愛知の豆みそです。
豆みそで、もっとおいしくなる!
ふつう、米みそは煮立てると香りや味が落ちるので、みそ汁など温め直すとおいしさが失われます。ところが、豆みそは、煮込めば煮込むほどおいしくなるという、うれしい特長があります。
また、肉や魚介類とも相性が良く、お互いのうま味を高めあうので、よりおいしくなります。
豆みそで、元気もりもり!
畑の肉といわれるほど栄養たっぷりな大豆を原料につくられる愛知の豆みそには、筋肉や皮膚など健康な体をつくるもとになる大豆たんぱく質の他、ビタミンやミネラルが豊富です。
また様々な健康効果が注目される乳酸菌や酵素を含むすばらしい発酵食品です。日本国内はもちろん海外でも、ヘルシーでおいしい食品として人気が高まっています。
朝はごはんとみそ汁!
ごはんとよく合うみそ汁は、お互いに足りない栄養分を補いあえる組み合わせです。
ごはんとよく合うみそ汁は、お互いに足りない栄養分を補いあえる組み合わせです。
豆みそができるまで
粒より大豆に手間ひまかけてつくります。
伝統の味をそのまま受け継いでいくために長期熟成にこだわり、手間ひまかけた手づくりの良さを活かす、昔ながらの醸造技術が息づいています。
1. 選別・洗い
良い大豆を選びきれいに洗います。
2. 吸水
大豆に水分を吸収させます。
3. 蒸し
蒸気で大豆をやわらかく蒸し上げ、冷まします。
4. みそ玉づくり
こぶし大のみそ玉をつくり、表面に種こうじをつけます。
5. こうじづくり
室温30℃ほどに保った部屋で、みそ玉につけたこうじ菌の繁殖を促します。
6. 仕込み
こうじ菌がじゅうぶん繁殖したみそ玉をつぶしてから、水と塩を混ぜ合わせます。
7. 熟成
大きなおけにつめ、上部に乾燥しないよう重石をします。長い時間をかけて熟成させます。
8. 完成
豆みその完成です。
9. 包装
熟成した豆みそは生のまま、あるいは熱で殺菌して袋やカップにつめます。
歴史のある愛知の「豆みそ」づくり。
日本の伝統食品「みそ」は、千数百年も前から食べられてきました。最も歴史が古いといわれるのが豆みそで、愛知の豆みそへと受け継がれています。
日本の伝統食品「みそ」は、千数百年も前から食べられてきました。最も歴史が古いといわれるのが豆みそで、愛知の豆みそへと受け継がれています。
組合企業のご紹介
豆みそのふるさとは、愛知です。
愛知には今でも豆みそをつくる蔵がたくさんあります。当組合に加盟している企業を紹介していますので、以下よりご覧ください。